代表メッセージ

上野 御徒町ブラジリアン柔術部代表 高橋圭太

ブラジリアン柔術 黒帯
フルコンタクト空手 黒帯
柔道 黒帯
1973年9月生 埼玉県さいたま市出身

格闘技との出会い

私の格闘技の経験は、強くなりたくて15歳にはじめたフルコンタクト空手に始まります。なかなか結果が出ない時期もありましたが、全日本ウエイト制空手道選手権出場を始め、数多くのフルコンタクト空手の大会に出場することができました。入賞した経験は、全関東大会(中量級)優勝やその他の大会での入賞がいくつかあります。実は空手の指導員の経験は23歳の時にはじまり、たくさんの方に空手を指導する経験に恵まれました。学生、ビジネスマン、女性会員、シニアメンバーなど様々な方に指導して、格闘技を楽しんでもらう経験はブラジリアン柔術の指導のベースとなっています。

ブラジリアン柔術との出会い

私は、社会人となってからも、気の合う仲間たちに囲まれ、空手の指導員を続ける機会に恵まれました。でも、ある時気が付きました。「このまま50歳、60歳になっても、強くなり続けることはできるのでしょうか」という疑問です。

私は、年齢が高くなっても自分を高められる格闘技を探して、30歳の時に心機一転ゼロからブラジリアン柔術を開始しました。最初の6か月は思うようにいかなくて、きつい日々を過ごしました。指導員の先生に極められる日々が続きました。とにかく続けるように心がけました。続ければきっと、結果はついてくる・・・といつも信じていました。

負けてもいいから挑戦してみる

ブラジリアン柔術でも、結果にこだわらず、色帯の頃から試合に挑戦することにしていました。ですから、結果が出なくて負けてしまったこともたくさんあります。負けてしまった人の残念な気持ちもわかります。私は、挑戦しないで後悔するより、結果がでなくても、挑戦したほうがプラスになると信じています。

これまでたくさんの試合に参加させていただきましたが、めぼしい戦績は、2015年全日本マスター、アジア大会(紫帯)で優勝、2016年全日本マスター、アジア大会(茶帯)で優勝、2017年全日本マスター(黒帯)優勝、2018年全日本オープン(黒帯)優勝となります。直近では、アメリカで行われた2019年SJJIFワールドマスター(黒帯)準優勝等の成績でした。
優勝できなくて残念でしたが、これからも、できる限り、挑戦していきたいと思っています。

ブラジリアン柔術と黒帯

柔術の黒帯は尊敬する中井祐樹先生から授与されていて、とても光栄に思っています。中井先生からは格闘技を楽しむということを教わった気がします。

気が付いてみると、私は、3本の黒帯を取得していました。よく「どうすれば、柔術の黒帯を取れますか」と聞かれますが、明確に自分が黒帯を取るイメージを持つことが大切だと思います。私は、ブラジリアン柔術だけをずっとやってきた人間ではありません。だいぶ、寄り道してしまいました。でも、いろいろな格闘技経験があって、勝ったり負けたりした経験があるからこそ、見えてくるものもあると思います。

格闘技をやってよかったこと

私が格闘技を学んだことでよかったことはたくさんあります。まずは、私自身が会社員を続けているとき、どんなに仕事のストレスがあっても、1時間稽古をすることで心身共にリフレッシュ出来ることができ、何度も救われた経験をしました。2018年12月に、ビジネスマンの方々が心地よくリフレッシュ出来る環境を提供し、格闘技界に恩返しという意味もあり、「上野御徒町ブラジリアン柔術部」を立ち上げました。ここでは、年齢問わず誰にでもできるオープンでフラットな柔術の普及に力を入れています。私自身は、ブラジリアン柔術の楽しさを皆さんに伝えたいと思い、敷居の低いアットホームな場所を作り、会員さんの柔術の技術向上に努めたいと思います。

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