ブラジリアン柔術をオススメする理由

ブラジリアン柔術にはオススメする理由が沢山あります。

でも、オススメする理由は人それぞれに異なるかと思います。

趣味を見つけたい

強くなりたい

身体を引き締めたい

社交の場を探している

サードプレイスを求めているetc…

本当に様々な理由だと思います。

私自身は何がキッカケだったかと言いますと、ズバリ『ブラジリアン柔術家に掴まれた時に逃げられるようにしたい』でした。

え!?なにその理由??と殆どの方が思われるかもしれませんが、実際の所、柔術家に掴まれた時に組技から回避して打撃で戦える状況迄持っていければ、いざ柔術家と戦いになっても打撃で勝てると考えていました。

なぜ、こんな考えに至った背景をご説明します。

私は元々15歳からフルコンタクト空手一筋に生きており、フルコンタクト空手こそ、地上最強の格闘技と思っていました。

ところが、指導員を務めていた空手道場にブラジリアン柔術の先生が柔術を教えてくれるクラスが出来て、その時にブラジリアン柔術の強さを知りました。

当時は全日本選手権に出たりとバリバリ現役の時でしたが、当時、中年くらいだった柔術の先生に掴まれたら、全く何も出来ないままやられてしまいました。

もちろん、その時は柔術ルールで打撃があったわけではないのですが、私の実力では打撃があっても勝てないと痛感させられるほどの実力差でした。

勘違いして頂きたくないので、ここは協調させて頂きますが、フルコンタクト空手よりもブラジリアン柔術が優れているという話では全くありません。

今でもフルコンタクト空手は大好きですし、多人数相手も想定した実践で強くなるには一番早く強くなれる格闘技ではないかと思っています。

話を戻しますと、当時はブラジリアン柔術の恐ろしさを強烈に知り、これは道場破りでもきたらマズイと心から思ったのです。

その為、掴まれても、そこから脱出して得意の突きや蹴りで戦える距離をとれるようになれればいいと思いはじめました。

そこからは半年くらいは普通のおじさんにも勝てない日々が続き、心が折れそうになりましたが、半年過ぎくらいから徐々に技が極まるようになり、気が付けば柔術の虜になっていました。

私はこんな変わった理由でしたが、改めて柔術の面白さを上げてみます。

①柔術は技はテコの原理で成り立っているので、技が優れていれば力を凌駕出来る

②打撃がないので、楽しく戦いが出来る

③組技で、且つ全身を使うので身体が引き締まり、筋力が付く

④様々な職種の人たちと知り合える

⑤似たような感覚を持った友人に出会える

⑥家庭でも仕事でもないサードプレイス

⑦比較的お金がかからない(月会費は殆どが定額で通いたい放題だし、必要なのは道着くらい)

まだまだありますが、本当に沢山の楽しみ方があります。

少しでもブラジリアン柔術に興味がある方は近くの道場に見学でも体験にでも行ってみてください。

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