勝てそうで勝てない!?ブラジリアン柔術の意外な落とし穴

試合で途中まで勝っていたのに、逆転されて負けてしまった、

スパーで良いところまでいったのに、結局やられてしまった、なんて事ないでしょうか?

特に柔術を始めて日が浅い白帯の方が陥るパターンではないでしょうか。

このようなシーンの多くはポジションのキープが上手く出来ていない事が主な要因として挙げられます。

よく見かけるシーンとしてはサイドポジション(横四方固め)を取ったけど、そこからひっくり返されてしまったりというケースがあるかと思います。

やはり、柔術は下から攻める場合は下記の7ステップをしっかりと行う必要があるかと思います。

①安全かつ有力ななポジションで引き込む

②得意なガードポジションを取る

③ガードをキープして相手のミスを待つ

④スィープしてトップポジションを取る

⑤パスをしてサイドもしくはバックポジションなどを取る

⑥ポジションをキープする

⑦関節や絞技を極める

上記の中で、③と⑥の練習を疎かにすると逆転されてしまうように思います。

この③と⑥はテクニック練習でも軽視されがちですが、ここをしっかりと白帯の方にも練習して頂くと先に挙げたような落とし穴から回避出来るかと思います。

具体的な③と⑥の方法は道場の先生や先輩に聞いて頂き、シチュエーションを③と⑥の状態に限定したゲーム(スパーのような感じで)をやるといいと思います。

おそらく、最初のうちはガードをキープ出来なかったり、抑え込みが上手くいかずにやられてしまうかと思いますが、やられたらもう一度押さえ込んだ状態、もしくはガードの状態からスタートすれば、そのシーンに特化して練習できるので、効率よく上達できると思います。

私も白帯時代にはこの③と⑥のゲームに最も時間を費やしました。

皆様もよかったら参考にしてみてください。

最後までお読み頂き、有り難うございました。

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